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心電図検定対策~3級~

心電図検定

こんにちは、たかしーです

心電図検定は段々メジャーになってきましたよね

今年の検定もコロナの影響で人数制限もあって、すぐに埋まった感じでしたね

今回は心電図対策編として、心電図検定3級について僕なりの考えや知っていることをお伝えしていきたいと思います

  • 心電図検定の基礎知識
  • 過去に出題された選択肢
  • 勉強法(参考書)

心電図検定の基礎知識

心電図検定は1年に1回、日本不整脈心電学会が実施している心電図の検定になります

心電図に興味のある方であれば誰でも受けられるものになっています

1月に試験がありますが、応募開始は10月中旬くらいになってます

心電図検定ガチ勢の方は応募開始日休みを取って、開始時間を待っているようです( ;∀;)

人気の級、場所によっては、応募開始日に埋まってしまうことも、、、

開催場所は東京(五反田・有明)・京都・広島・福岡の5か所になります

東北にも会場あればいいですね、、、(心の声)

受験料も級によって異なり、4級・3級は6000円、2級は8000円、1級は10000円となっています

受験票が送られてくるので、当日は受験票、筆記用具などを持って受けに行きます(受験票がないと当日試験が受けられなくなるのでご注意を)

合否通知書には得点ランクが表示が表示されています

A=50~45点、B=44~40点、C=39~30点、D=29~20点、E=19~0点

B判定以上が合格となるので、合格ラインは8割ということになりますね

2021年の3級の合格率は76.4%だったようです

合格すると、証書とバッチがもらえます(1級の成績優秀者のマイスターは金・黒のバッチ)

魅力的な特典ですよね(^^♪

過去に出題された選択肢

問題自体は回収されるため、自分や知り合いが受験した際の記憶を復元したものとなります

また、問題の傾向もその年で変化するので参考程度に見てください

・心拍数

・軸偏位

・心房細動

・心房粗動(4:1など粗動波がしっかりわかるもの) 

・発作性上室頻拍(房室回帰性頻拍と房室結節回帰性頻拍の鑑別はなし)

・ブルガタ症候群(coved型とsaddle back型の鑑別はなし)

・心筋梗塞(下壁や側壁、前壁などではなくST上昇という選択肢)

・WPW症候群(A型、B型、C型の鑑別はなく、デルタ波から判断)

・期外収縮(心房か心室を選ぶようなもの)

・房室ブロック{Ⅰ度、Ⅱ度(ウェンケンバッハ、モビッツ2型)Ⅲ度}

・洞停止

・洞不整脈

・洞機能不全症候群

・右脚ブロック

・左脚ブロック

・心室頻拍(起源の推定はなし)

・心室細動

・QT延長

・トルサード ド ポアンツ

・イプシロン波

・高K血症(テント状T波から)

・ペーシング(フェラーではなく、心房、心室どちらのペーシングか)

・左室肥大

・右室肥大

・左房負荷

・右房負荷

といったようなものが出題されるようです

あくまでも記憶の範疇なので、他にも様々な問題が出ているはずです

受験するからには全問正解するのが医療者としてベストだと思うので、とりあえず、過去に出題されたことのある、上記の不整脈の特徴を全部答えられるようになることで、より満点に近づけるかと思います

勉強法(参考書)

勉強法は人それぞれ違うかとは思いますが、これをやっていたら合格に近づくという方法をご紹介します

この方法は僕が12誘導心電図の知識がほぼ0の段階から始めたものなので、効果は自分で実感したものになります

まず何もわからなく、本を読んでもよくわからなかったので、YouTubeを見ていました

最初の段階でオススメなのが米山喜平先生の動画です

良い意味で適当に分かりやすく解説してくれています

【心電図 読み方 ①】不整脈の読み方 心室性期外収縮 – Bing video

少し長いのですが、↑のシリーズの①~⑬を見ました

この動画のいいところは自分も参加した気になって進められるところ、難しすぎないところ、たくさんの心電図を読めるというところです

全くもって米山喜平先生の回し者ではありませんが、ほぼ0からスタートする方にはお勧めです

次に参考書と問題集を買いました

参考書はこちらの2つを買いましたが、どっちかでいいと思います

この2つの参考書の形式はとても似ており、心電図の基礎から疾患の心電図変化まで網羅されているような感じです

実力心電図の方が基礎部分は多いように感じますが、パーフェクトマニュアルの方が疾患についての知識の説明が豊富に感じます

といっても、どちらもしっかり書いてあるので、どちらかを極めれば間違いなく3級は合格するはずです

僕自身はパーフェクトマニュアルを先に買っていたということもあり、パーフェクトマニュアルの方を特に読み込んでいました

読み方としては、漠然と読む→暗記するように読む→なぜこの波形になるのか理解するように読むといった感じに読んでいきました

正直何周もできるようなら2級も目指せるんじゃないかと思います

問題集は取り合えずこれは必要ですよね、公式問題集ですもんね

本の感想としては解説自体はありますが、若干物足りない感もあるといった感じなので、実力心電図やパーフェクトマニュアルと併用して使用するのがいいですね

問題集の使い方としては、

1、3周普通に解いて解説も読む

2、選択肢を付箋などで隠して解く

3、時間を決めて(本番対策)選択肢を隠したまま全問正解を目指す

というように進めると、確実性が増すと思いますし、当然臨床では選択肢はなので臨床にも活きると思います

3級であればこれをやれば十分合格が見えると思います

それでも不安で不安でしょうがないというときは、別の問題集を買ったり、病棟の仕事の一環で心電図を読むといったことをするのがいいと思います

他の問題集のオススメとしては

共に問題数は50問ですが、特徴がそれぞれ異なります

心電図トレーニングクイズの方は、問題の箇所に選択肢はなく、自力で答えを導くタイプです

解説はとてもしっかりしており、解説の中で+αの知識を説明してくれるので

問題と実力心電図などの参考書の簡易合体版といった印象です

12誘導心電図よみ方マスターの方は、公式問題集の50問バージョンといった感じです

問題が選択肢付きで50問あり、裏に解説がついているという感じです

公式問題集以外にもやりたいという方にお勧めです

心電図検定対策3級編はいかがだったでしょうか

読んだ書籍はまだまだありますが、実際に心電図検定3級合格を考えたときに必要なだと感じたのは、今回紹介したものでした

この記事が皆様のモチベーションや受験にたいしていい影響があるとうれしいです

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